2020年のMotoGP 第11戦アラゴンGPの決勝レース(周回数:23ラップ)が10月18日(土)、モーターランド・アラゴンで行われ、アレックス・リンス(スズキ)が今季初優勝を挙げた。気温21度、路面温度31度のドライコンディションの中、10番グリッドのアレックス・リンスは8ラップ目にトップに躍り出ると、最後までポジションを堅守。昨年8月の第12戦イギリスGP以来、16戦ぶり今季初優勝を挙げ総合12位から7位に浮上した。
11番グリッドのアレックス・マルケスは、0.263秒差の2位。ウェットレースだった前戦フランスGPに続き、2戦連続の2位を獲得すれば、6番グリッドのジョアン・ミルは、2.644秒差の3位に入り、2戦ぶり5度目の表彰台を獲得。スズキが第9戦カタルーニャGPに続き、今季2度目のダブルポディウムを獲得。地元スペイン勢は今季2度目の表彰台独占。2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、オープニングラップからレースをリードしたが2.880秒差の4位。ウォームアップ走行で1番手に進出した7番グリッドの中上貴晶は、4.570秒差の5位。第3戦アンダルシアGP以来となるトップ5入りを果たせば、4番グリッドのフランコ・モルビデッリ、13番グリッドのアンドレア・ドビツィオーゾ、3番グリッドのカル・クラッチロー、5番グリッドのジャック・ミラー、16番グリッドのヨハン・ザルコがトップ10入り。14番グリッドのブラッド・ビンダーは11位。12番グリッドのポル・エスパルガロは12位。前戦優勝を挙げた8番グリッドのダニロ・ペトルッチは15位。ポールポジションのファビオ・クアルタラロは、21.498秒差の18位。チャンピオンシップは、総合2位のミルが16ポイントを加算。初めてポイントリーダーに浮上すれば、クアルタラロは6ポイント差の総合2位に後退。総合3位のビニャーレスは12ポイント差、総合4位のドビツィオーゾは15ポイント差。次戦のテルエルGPは、来週末に当地のモーターランド・アラゴンで開催する。 順位ライダーチームマシンタイム 1 A・リンスTeam SUZUKI ECSTARSuzuki41'54.391 2 A・マルケスRepsol Honda TeamHonda0.263 3 J・ミルTeam SUZUKI ECSTARSuzuki2.644 4 M・ビニャーレス Monster Energy Yamaha MotoGPYamaha 2.880 5 中上貴晶LCR Honda IDEMITSUHonda4.570 6 F・モルビデリ Petronas Yamaha SRTYamaha4.756 7 A・ドビツィオーゾ Ducati TeamDucati8.639 8 C・クラッチローLCR Honda CASTROLHonda8.913 9 J・ミラーPramac RacingDucati9.390 10 J・ザルコ Reale Avintia RacingDucati 9.617 11 B・ビンダーRed Bull KTM Factory RacingKTM13.200 12 P・エスパルガロ Red Bull KTM Factory RacingKTM13.689 13 A・エスパルガロAprilia Racing Team GresiniAprilia14.598 14 I・レクオーナ Red Bull KTM Tech 3KTM15.291 15 D・ペトルッチ Ducati TeamDucati15.941 16 M・オリベイラ Red Bull KTM Tech 3KTM18.284 17 S・ブラドルRepsol Honda TeamHonda20.136 18 F・クアルタラロ Petronas Yamaha SRTYamaha21.498 19 B・スミス Aprilia Racing Team Gresini Aprilia25.300 20 T・ラバト Reale Avintia RacingDucati25.558
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