3度のMotoGPチャンピオンであるマルク・マルケスは、MotoGPがF1よりも勝っていると考えている。F1とMotoGPはともに今週末に開幕。F1が残暑の残るオーストラリアで開催される一方で、MotoGPはカタールでのナイトレースで開催される。「ほんの数年前、僕たちは達成したモデルとしてF1を見ていた」とマルク・マルケスは Sport Bild にコメント。
「今、僕たちはそれを撤回していると思う」「僕たちのバイクには、F1が逃しているものがある。異なるウィナー、より多くのオーバーテイク、アクション、ショー、より多くの熱狂的なファンなどね」昨年、MotoGPでは19戦で9名の異なるライダーが優勝。マルク・マルケスは最多の5勝を挙げてタイトルを獲得した。一方のF1は、21戦でレースウィナーは4名だけ。メルセデスのニコ・ロズベルグが9勝、ルイス・ハミルトンが10勝を挙げて、タイトル争うを独走。メルセデス以外では、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが1勝ずつしただけだった。昨年、メルセデスのF1マシンをテストしたホルヘ・ロレンソは、MotoGPライダーの方がF1ドライバーよりも勇敢だと考えている。「コックピットなど、F1マシンの安全性はとても高いレベルにある。バイクの方がクルマよりも怪我をしやすい」とホルヘ・ロレンソはコメント。「F1では深刻な怪我はしずらい。その点では僕たちの方がちょっと勇敢だ」いずれにせよ、マルク・マルケスは2輪から4輪に転向する気はないと認める。「僕にはF1ドライバになるモチヘーションはない」2輪と4輪の両方でタイトルを獲得したことがあるのは、故ジョン・サーティスのみである。