MotoGPを運営するドルナスポーツは、2019年の開催を目指すエレクトリックバイク(電気自動二輪車)のチャンピンシップ、『Moto-e World Cup(Moto-eワールドカップ)』にCRPグループの傘下でイタリア・モデナに本拠地を構える電動バイクメーカー、エネルジカ・モーターカンパニーが開発するスーパーバイク「エゴ」を供給することを発表した。エネルジカ・モーターカンパニーのCEO最高経営責任者リヴィア・チェボリーニは「私たちはドルナに選出されたことを大変嬉しく思い、このプロジェクトに約束します」とコメント。
「エンジンへの情熱が、新たな夢のバイクの製造に向けて、イタリア・モデナのイタリアンモーターバレーにもたらしてくれました。電動の分野は他のレベルへの挑戦となり、各部門で品質管理と性能試験に取り組み、研究開発部門では常に最新技術と実用化に焦点を当てています。」「私たちの歴史はレースに由来し、このセクターへの情熱は決して衰えたことはありません。この大会は素晴らしいプロジェクトです。私たちが長年期待していたことですが、ドルナの専門的な管理により、唯一の経験をもたらすでしょう」ドルナスポーツのCEO最高経営責任者カルメロ・エスペレータは「Moto-eワールドカップは、弊社にとって新しく、エキサイティングなプロジェクトであり、エネルジカがサプライヤーとなることを誇りに思います。エクセレンス(優秀)、クオリティ(品質)、パフォーマンス(性能)を信頼すると共に、この大会の立ち上げに向けて、これ以上にない協力者です。エネルジカは業界をリードする革新的な企業であり、我々は電動レーシングの素晴らしい光景を楽しみにしています」と、大会の成功に向けて供給元の決定を喜んだ。ドルナスポーツは、先月10日に同選手権のエグゼクティブディレクターに、ミシュランのテクニカルディレクターを務めたニコラス・グベールが就任することを発表している。
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