2019 MotoGP 第2戦のアルゼンチンGPが、3月31日にアウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドで開催された。Mission Winnowドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、3位でフィニッシュラインを通過した。予選3番手、1列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、トップを走行するマルク・マルケス(ホンダ)を追いながら表彰台争いを展開。
最終ラップにタイヤのパフォーマンスが低下してバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にパスされるまで、レースの大部分で2番手をキープしていた。ドヴィツィオーゾは、カタールで行われた開幕戦のスリリングな優勝に続き、2戦連続の表彰台となる3位でフィニッシュした。チャンピオンシップでは、首位のマルケスとわずか4ポイント差の2位につけている。チームメイトのダニーロ・ペトルッチは、予選で苦戦して10番手からスタート。しかし、レースでは見事な追い上げを見せて4番手まで浮上するが、ドヴィツィオーゾと同様にレース終盤でタイヤのグリップが低下して6位でチェッカーを受けた。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #04) 3位「表彰台を獲得することができて本当に嬉しい。このサーキットは、これまで苦手としてきたので、表彰台を獲得することが目標だった。しかし、リア・タイヤのパフォーマンスには満足できない部分もある。レースの終盤でライバルを引き離すことができなかった。フリー・プラクティスでは良い感触を得ていたので、期待していたものとは逆の結果となってしまった。最終ラップでは、ロッシを振り切ることも、抜き返すこともできなかった。あまりにリスクが大きかったので、確実に16ポイントを獲得することがなにより重要だった。次戦のオースティンも、理論的には我々のマシンには向いていないサーキットなので、次の目標は表彰台の順位を一つ上げることだ」ダニーロ・ペトルッチ(Mission Winnowドゥカティ・チーム #09) 6位「予選で何度かミスをしたことを考えると、今日の結果には満足している。このサーキットで、出来る限りベストな結果を出せたと思う。もっと上位からスタートしていたら、レース終盤まで表彰台争いすることができたと思う。しかし、順位を上げるためにタイヤにかなり負担をかけてしまったので、最後の数周はブレーキング時にリア・タイヤのコントロールに苦しんで、守りに徹するしかなかった。それでも、レース・ウィークエンドを通じて着実に戦闘力を向上することができた。この勢いをオースティンでも維持したい。なにより予選のパフォーマンスを向上させることが今の課題だ。僕たちの目標は、常に先頭グループを走行して、コンスタントにポイントを稼ぐことだ。長いシーズンでは、このことが非常に重要になってくる」MotoGP世界選手権 第3戦のアメリカズGPは、4月12日~14日に米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催される。関連:MotoGP | アルゼンチンGP 結果 :マルク・マルケスが独走で今季初優勝
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