2018 MotoGP 第3戦のアメリカズGPが、4月22日に米国テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、このレースを5位でフィニッシュ。ホルヘ・ロレンソは11位となった。3列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、レースの大半をヨハン・ザルコ(ヤマハ)やカル・クラッチロー(ホンダ)とのバトルに費やした。クラッチローがクラッシュすると、17周目にザルコにアタックをかけて5位でチェッカーを受けた。
ドヴィツィオーゾのポイントはこれで46となり、このレースを制したマルク・マルケス(ホンダ)とわずか1ポイント差ながら、再びランキング首位に立った。一方、チームメイトのホルヘ・ロレンソは、2列目の6番グリッドからスタート。スタートに手間取って順位を落としたが、レース中盤には8番手にポジションを上げた。しかし、その後の数周で再度ポジションを下げ、11位でフィニッシュラインを通過した。第4戦のスペインGPは、5月4日~6日にヘレス・デラ・フロンテーラで開催される。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04) 5位「今日はかなり苦労させられたが、チャンピオンのシップリーダーとしてヨーロッパに戻れることが嬉しい!今シーズンはアルゼンチンやオースティンでもっと戦えると期待していたが、2017年と状況は変わっていなかった。だが、昨年はポイントリーダーに大きく離された状態でヘレスへ向かったが、今年はランキングトップに立っている。今年は接戦のレースが続いているが、それでも我々は着実に進歩している。今週末も、立ち上がりがかなり悪かったにもかわらず、正しいセットアップ、フェアリング、タイヤ選択を行なって、良いリザルトを持ち帰ることができた。チャンピオンシップ争いを考えると、これは重要なことだ」ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 11位「僕にとってはとっとと忘れたいレースだ。本当にガッカリしているし、悲しい気持ちだ。1周たりとも戦闘力のあるペースでラップすることができなかった。恐れていたとおり、ユーズドタイヤでまったくペースが上がらなかった。そのせいでスローダウンするより他はなかった。オースティンのようなサーキットだと、デスモセディチGPを乗りこなすにはかなりの体力が要求される。リアにもっともハードなコンパウンドを選んだのだが、それも助けにはならなかった。今は厳しい時期だが、シーズン当初から起こっていることをしっかりと分析しなければならない。ヘレスをきっかけにこのネガティブなトレンドを逆転させたい」
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