2017 MotoGP 第12戦のイギリスGPがシルバーストン・サーキットで開催された。ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2週間前のオーストリアに続いて、シルバーストンでもセンセーショナルなパフォーマンスで表彰台の頂点に立った。アンドレア・ドヴィツィオーゾは、これで今季4勝目。獲得ポイントを183に伸ばし、再びチャンピオンシップのリーダーとなった。
2列目からスタートしたドヴィツィオーゾは、オープニングラップを6番手で通過。バレンティーノ・ロッシ、マーベリック・ビニャーレス(以上ヤマハ)、マルク・マルケス、カル・クラッチロー(以上ホンダ)らとバトルを展開しつつ、6周目に3番手にポジションを上げた。さらにふたりのスペイン人ライダーを攻略、ロッシに次ぐ2番手となった。残り3周時点でロッシを攻略、その後は猛追するビニャーレスを振り切って、トップでチェッカーを受けた。チームメイトのホルヘ・ロレンソも、素晴らしいレースを見せた。フィニッシュ時点で、ドヴィツィオーゾとのタイム差は3.5秒にすぎなかった。レース当初はダニ・ペドロサ(ホンダ)やヨハン・ザルコ(ヤマハ)と争った後、このふたりに若干の水を開けて5位フィニッシュ。今日のリザルトにより、ロレンソはここまで90ポイントを獲得し、ランキング7位をキープしている。次戦サンマリノGPは、9月8~10日にミザノ・ワールド・サーキット‐マルコ・シモンチェリで開催される。アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Ducati MotoGPチーム #04)1位「今日の勝利は本当に嬉しい。これまで4勝を上げてきたが、そのすべての内容が異なっている。つまり、僕らの強さが本物で、チャンピオンシップを狙えるということだ。ライバルが揃って好調だったので、今日はひと際タフなレースだった。今日のマルケスはアンラッキーだったが、僕らは完璧なレースをした。僕たちは最速ではなかったものの、自らのパフォーマンスをうまく解釈して、勝利に結びつけることができた。週末の仕事が素晴らしかっただけでなく、僕自身のレース戦略も良かったと思う。正しいタイミングで、正しいポジションにつけていた。今年はすべてのレースに違ったストーリーがある。タイヤが常にカギになっている。チーム戦略は適格に機能しているので、脇目を振らないで自分たちのやり方にこだわりたい」ホルヘ・ロレンソ(Ducati MotoGPチーム #99) 5位「今回はいつもよりも保守的にスタートを切った。序盤の動きが良くなかったのは、その辺に理由があった。週末と通じて良いリズムが見つからず、ずっと苦戦を強いられたものの、レースではうまくスロットルをコントロールして、タイヤを温存することができた。今日のリザルトで満足すべきだと思う。リアタイヤを良い状態に維持することができたが、それだけではトップグループにはついて行けなかった。だが、首位とは今季最小のギャップでフィニッシュできた。ミザノではもっとやれるだろう。アンドレアは巧みなレースをして、この手のレース・マネージメントではベストライダーであることを証明した。勝利がすべてを物語っている。アンドレアは4勝をマークして、タイトル争いをリードしている。チームとして、これほど嬉しいことはない」ルイジ・ダッリーニャ(ドゥカティ・コルセ・ゼネラルマネージャー)「ドゥカティコルセのスタッフ全員に祝福の意を表したい。彼らはこの数年というもの、本当に一生懸命仕事に取り組んできた。そしてようやく、その結果が現れてきた。アンドレアは、ひとつのミスもない素晴らしいレースを見せてくれた。ホルヘも難しいサーキットで着実にポイントを積み重ねた。アンドレアとのタイム差も3秒強でしかなかった。今後のレースが楽しみだ」関連:【MotoGP】 第12戦 イギリスGP:ドヴィツィオーゾが今季4勝目
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