Moto最終戦バレンシアGPの決勝レースが10日、リカルド・トルモ・サーキットで行われ、ポイントリーダーのマルク・マルケスが3位表彰台を獲得して、史上最年少のチャンピオンに輝いた。気温23度。路面温度26度のドライコンディションの中、ウォームアップ走行で2番グリッドのホルヘ・ロレンソは、ホールショットを決めた後、序盤にレプソル・ホンダ勢とのバトルを展開したが、中盤から独走。3戦連続8勝目を挙げれば、3番グリッドのダニ・ペドロサは2位を獲得。
ポールポジションのマルク・マルケスは、4位に進出すれば、タイトル獲得となる条件の中、当地で125ccクラスのタイトルを獲得した3年前を再現するような沈着冷静な走りに徹して、3位でフィニッシュ。ランク2位のホルヘ・ロレンソに4ポイント差のアドバンテージを得て、史上最年少チャンオピオンを獲得した。4番グリッドのバレンティーノ・ロッシは4位。7番グリッドのアルバロ・バウティスタは5位に進出。ステファン・ブラドル、ブラドリー・スミス、ニッキー・ヘイデン、アンドレア・ドビツィオーゾ、ミケーレ・ピロがトップ10入りした。関連:マルク・マルケス、史上最年少MotoGP王座に「まだ夢を見ているよう」