ハースF1のミック・シューマッハは、2021年のF1世界選手権 開幕戦 F1バーレーンGPの予選を19番手で終えた。7回のF1ワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハの息子、フェラーリ・ドライバー・アカデミー所属、2020年のFIA-F2チャンピオンと華麗履歴書をもつミック・シューマッハは父がF1デビューした年齢と同じ22歳でF1デビューを果たす。
しかし、ハースF1チームの今季マシンは、ほとんど昨年マシンから開発しておらず、競争力がないことは開幕前から明らか。話題性はあるが、心配されたプレッシャーはそれほどかかっていないのも事実だ。そんなミック・シューマッハは初めての予選を楽しんだと語る。「とても楽しい経験だった。全体的に今日の自分のパフォーマンスには満足している。自分のラップの満足度は95%くらいかな」「もっとうまくできると感じたときもあった。正直、走行が妨げられたにしてはまずまずと言ったところかな。FP3からマシンのフィーリングはよかったし、チームとのコミュニケーションもとてもうまくいった。僕の側でも改善する余地は間違いなくあるし、すぐにまた予選に挑むのを楽しみにしている」「風の強いコンディションでマシンがどういう挙動をするのか見ているので、面白いレースになると思う。主な焦点は、学び、経験を積んで、今後の土台に作っていくことだ」