ミック・シューマッハは、F1に焦って進むべきではない。そう語るのは、父親のミハエル・シューマッハとともにフェラーリで黄金時代を築いたロス・ブラウンだ。ミック・シューマッハは、今年のヨーロッパF3選手権でチャンピオンに王手をかけており、スーパーライセンスの条件を満たしていることからF1への参戦が期待されている。
しかし、現在F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ミック・シューマッハにはもっと多くの時間が必要だと考えている。「彼がとてもうまくやっていることに興奮している。たくさんの良い思い出があるからね」とロス・ブラウンは Tass に語った。「だが、彼はF1に行く前にもう少しステップを踏まなければならないと私は思っている」「しかし、ミックは非常に成熟した若手であり、彼はF1ドライバーになるためにはまだ成長する必要があることを知っていると思う」ロス・ブラウンは、2019年にF2に参戦することがミック・シューマッハにとって論理的なステップだと語る。「ミックがF1にしっかり準備したいのであれば、F2は彼にとって次の論理的なステップだ」とロス・ブラウンはコメント。「現在、F2とF1の間には密接な連携があるし、多くのコースを習得することができる」