2011年のF1タイヤサプライヤは、ピレリとミシュランの一騎打ちになっていることをフェラーリのステファノ・ドメニカリ代表が明らかにした。FOTAは、モナコGPで会議を開いたが、最終決定には至らなかった。ステファノ・ドメニカリは、エイボンとブリヂストンは考慮から外れたと述べた。
「まだ決定はなされていない」とドメニカリはコメント。「もう一週間、たぶん来週までには解決策を見いだせると思っている。まだ2つの可能性がある。ミシュランとピレリだ。他のオプションは考えていない」モナコGPでは、ピレリは契約の商業条件のため有力候補と見られていたが、ミシュランという線もまだ残されている。ルノーのエリック・ブーリエ代表は、問題を解決するためには時間がきわめて重要だと語る。トルコGPまでにタイヤ問題が解決されるべきかを問われたブーリエは、「あまり遅くまで待てば、来年の準備ができないという技術的な問題があるので、そうしなければならない。トルコまでに決定されなければならない」と述べた。関連:ピレリ、F1の新タイヤサプライヤーに決定 - 2010年6月23日