2025年F1 マイアミGP 決勝:11位以下 ドライバーコメント2025年F1 マイアミGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。5月4日(日)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリの決勝レースが行われた。最後のポイントを賭けた戦いはチェッカーまで白熱した展開。アイザック・ハジャーは、5秒ペナルティを科された角田裕毅(レッドブル)を猛追したが、あと0.168秒という僅差で5秒以内に入ることができなかった。
11位:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)「正直、自分のドライビングには満足してない。いくつかミスもあったし、それでトップ10を逃したと思う。とはいえ、限界までプッシュしてた証拠でもある。ハードタイヤで何周も走ったし、全体的には角田との予選みたいなバトルで楽しかった。最後のラップでは5秒差の中にいるのは分かってて、ライブでギャップも見てた。全力は出し切ったけど、それでも足りなかった。たったのコンマ1.5秒でポイントを逃した。でも、イモラは得意なコースだし、F2でも勝った経験があるから自信はある。」12位:エステバン・オコン(ハース)「自分たちのレースは悪くなかったけど、前の速い連中と戦うにはちょっとペースが足りなかった。VSCのときにピットに入らなかったのがちょっと運がなかったし、いくつかバトルもしたけど、どれも結局同じ結末だった。ちょっともどかしかったね。それでも、今週末を通してチームとしてはいい内容だったし、クルマの性能をもう少し引き出せればもっと上を目指せると思う。この週末から得た学びも多かったし、次のレースに期待している」13位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「全体的には厳しい週末だったね。ただ、昨日のスプリントでポイントを取れたのは予想外だったし、それはよかった。今日のレースは、マシンにいくつか問題があって修復を試みたけど、完全ではなかった。ちょっとはマシになったけど、それでもペースが足りなかった。正直、雨でも降ってくれれば戦える余地があったけど、それもなかったし。ここでのパフォーマンスはよくなかったから、過去のレースと比べて何が違ったのかしっかり分析する必要がある。イモラまでにやることはたくさんある。」14位:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)「今日はかなりクリーンなレースだったし、今シーズンの中でも良い方の内容だったと思う。ターン1でローソンとドゥーハンがぶつかったときも巻き込まれずに済んで、そこからは自分のペースを作っていけた。他の多くのマシンとは逆で、俺はハードタイヤでスタートして長めのスティントを狙ってた。最初のVSCのときにピットに入らなかったのは、あとでチームと一緒に振り返る必要があると思う。でも、全体として今週末は一歩前進できたと感じてる。パフォーマンスやバランスがもう少し良くなれば、ポイント争いに加われるはずだ。次のヨーロッパラウンドが楽しみだ。」15位:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「厳しいレースだった。週末を通してペースがなかったし、正直今日の展開は予想できていた。今シーズンずっと抱えている問題が、また出ただけという感じだ。前で何かが起きても、それを活かせる状況じゃなかった。全体的にもっと良くなっていく必要がある。イモラでは少しでも前進できるようにしたい。」16位:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日は難しいレースだった。事前に予想していた通り、コンディションも厳しかったし、全体的に速さが足りなかった。シーズンを通してずっとそうだし、今日も例外じゃなかった。何か特別なことがあったわけでもなく、何も起きないままレースが終わった。でも、逆にそれが今の戦闘力を表していると思う。クルマのすべての面で改善が必要だ。」DNF:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「スタートはかなり良かった。ターン1に向かって大きなスペースが空いてて、前のクルマについていったんだけど、横から当てられて大きなダメージを負ってしまった。あとは雨待ちだったけど、降らなかった。チームは今週末いい仕事をしてくれたし、クルマも速かったから残念だね。次の3連戦に向けてリセットして、もっと良くしていくよ。」DNF:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)「リタイアするまでは悪くない展開だった。13番手で走ってて、オコンの後ろでガスリーの前にいて、たぶんその位置を最後までキープできたと思う。ペースは想定通りで、ハースやRBのちょっと後ろくらい。でも十分に戦えていた。問題は、レース終盤に入ってからパワーが落ち始めたことだ。ストレートでスピードが乗らなくなって、2回くらいコーナーでも大きな失速があった。最後にはクルマが完全に止まってしまった。チームの話では燃料系のトラブルっぽいけど、まだ詳しくは確認できてない。キャリアの中でもDNFは少ないほうだから残念だ。でも、週末の予選やレース序盤のパフォーマンスにはポジティブな要素も多かった。しっかり振り返って、次に繋げていくつもりだ。」DNF:オリバー・ベアマン(ハース)「悪くない走りだったけど、DRSトレインの中に長くいたからタイヤには厳しかったね。ペースはあったと思うけど、ポイント圏内には届かなかった。何が起きたのかはこれから確認するけど、ドライブを失って、そのあとコーナーで二度ほど大きくスライドして、最終的には完全にクルマが止まってしまった。チームの話では燃料系のトラブルかもしれない。キャリアでもリタイアはそう多くないから残念だけど、こういうこともある。スプリントのパフォーマンスや週末通しての速さにはポジティブな面もあったし、それを次に繋げたい。」DNF:ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)「自分のガレージにとっては辛い週末の締めくくりだった。グリッドの中団スタートは最初の数コーナーが難しくなるもので、ターン1ではスペースがなくてローソンと接触。ダメージが大きすぎてピットに戻ることもできず、リタイアするしかなかった。スプリントではいい走りもできたし、コンディションが難しい中でも自信はあった。今は気持ちを切り替えて、次の3連戦に備えて準備していくよ」
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