2025年F1 マイアミGP スプリントの結果。5月3日(土)にマイアミ・インターナショナル・オートドロームで2025年のF1世界選手権 第6戦 マイアミグランプリのスプリントレースが行われ、角田裕毅(レッドブル)は上位3名のペナルティの結果、6位入賞。土曜日のマイアミは雨。レコノサンスラップでは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュを喫して欠場決定。現地時間12時、気温24度、路面温度30度のウェットコンディションでセーフティカー先導でフォーメーションラップが行われた。
しかし、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコースアウトし、セーフティカーの後ろのキミ・アントネッリ(メルセデス)も視界不良を訴えるコンディションであり、レースコントロールは赤旗中断の判断を下した。現地時間12時28分からスタート手順は再開。1回目のスタートではエクストリームウェットだったカルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)もインターに履き替え、全19台がセーフティカー先導で走行。2周を終えてグリッドスタートが判断され、セッティングを変えてピットレーンスタートとなっていた角田裕毅(レッドブル)も最後尾19番グリッドに変更され、全19台がインターミディエイトタイヤでグリッドに着いた。18周のレースは3周目から再開。ポールポジションのキミ・アントネッリ(メルセデス)は蹴り出しが鈍り、イン側のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)に並ばれて1コーナーでコースアウト。4番手まで順位を落とした。残り6周で角田裕毅がミディアムタイヤに交換して自己ベストをマークすると、ソフトを選択したルイス・ハミルトン(フェラーリ)をはじめ、数台がそれに続いた。キミ・アントネッリがピットに入ろうとするなかで、レッドブルはマックス・フェルスタッペンをリリース。2台は軽く接触したが、アントネッリは大きな事故を避けてピットをスルー。後にフェルスタッペンには10秒ペナルティが科された。残り4周でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がリアム・ローソン(レーシングブルズ)と接触してクラッシュ。セーフティカーが導入され、ステイアウトしていたランド・ノリス(マクラーレン)がタイミングよくタイヤを交換してトップをキープ。全車ドライタイヤへの交換が完了した。ローソンは審議対象となっている。レースはセーフティカー先導のまま終了。優勝はランド・ノリス、2位にオスカー・ピアストリが続きマクラーレンがワンツー。3位のルイス・ハミルトンは4ポジションアップ。それ以降はまだ暫定順位。4位のアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)はセーフティカー中の車間距離違反、前述の7位のローソン、8位のオリバー・ベアマン(ハース)はアンセーフリリース(ちなみにニコ・ヒュルケンベルグも同じ件)の疑いで審議対象となっている。角田裕毅はドライタイヤへの交換が功を奏して最後尾から11ポジションアップの暫定9位だが、上記の審議対象者の結果によってはポイントの可能性がある。(スプリントは8位までポイント付与)F1マイアミGP予選は、この後5時(現地時間16時)から行われる。2025年F1 マイアミGP スプリント 順位・結果1.ランド・ノリス(マクラーレン)2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)※4.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)5.ジョージ・ラッセル(メルセデス)6.ランス・ストロール(アストンマーティン)※7.リアム・ローソン(レーシングブルズ)※8.オリバー・ベアマン(ハース)9.角田裕毅(レッドブル)10.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)11.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)13.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)14.エステバン・オコン(ハース)15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)17.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)DNS.シャルル・ルクレール(フェラーリ)※審議対象※追記レース後、4位のアレクサンダー・アルボン、7位のリアム・ローソン、8位のオリバー・ベアマンにそれぞれ5秒ペナルティが科され、アルボンは11位、ローソンは13位、ベアマンは12位に降格。角田裕毅、キミ・アントネッリ、ピエール・ガスリーが入賞となった。2025年F1 マイアミGP スプリント 結果(改訂版)1.ランド・ノリス(マクラーレン)2.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)3.ルイス・ハミルトン(フェラーリ)4.ジョージ・ラッセル(メルセデス)5.ランス・ストロール(アストンマーティン)6.角田裕毅(レッドブル)7.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)8.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)10.アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)11.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)12.エステバン・オコン(ハース)13.リアム・ローソン(レーシングブルズ)14.オリバー・ベアマン(ハース)15.ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)16.ジャック・ドゥーハン(アルピーヌ)17.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)DNF.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)DNF.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)DNS.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
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