マイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われた2023年のF1マイアミGPの予選はスリリングな展開となり、Q3では赤旗による中断があり、日曜日のグランプリのグリッドは大混乱となった。その結果に満足したドライバーもいれば、あまり良い印象を持たなかったドライバーもいる。ここでは、マイアミの土曜日に起こったFACTS AND STATSを紹介する。
● セルジオ・ペレスはジェッダ以外では初のポールポジションを獲得した。● フェルナンド・アロンソは、2007年のインディアナポリスで2番グリッドを獲得して以来、アメリカでのフロントロウを獲得したことになる。● フロントローの平均年齢は37歳。● ジェッダと同じフロントロー。● カルロス・サインツは3番手で、今季初のトップ3入りを果たした。● ケビン・マグヌッセンの4番手は、ハースにとってグランプリでの初のトップ4スタートとなる、マグヌッセンは、ブラジルのスプリントでは1番手、イモラのスプリントではトップ4でスタートしている。● マグヌッセンは過去に2度、2014年のオーストラリアとドイツでトップ4スタートを決めている。● マグヌッセンにとっては、今シーズン初のQ3進出となった。ペレスがキャリア3度目のポールポジションを獲得。● ピエール・ガスリーは5番手で、今季の予選では最高番手だった。● ジョージ・ラッセルは6番手だった。メルセデスがトップ5に入ることができなかったのは今季2回目。● シャルル・ルクレールは7番手で、今週末は2回クラッシュしている。1周目でノックアウトされたオーストラリアGPと同じ番手置からのスタートとなる。● エステバン・オコンは8番手だった。これは昨年、最後尾からスタートした彼がここでフィニッシュした場所だ。● マックス・フェルスタッペンは予選9番手だった。1984年フランスGP(ディジョン)のニキ・ラウダ以来、9番グリッドからの優勝はなく、F1史上4レースしか勝利がない。● バルテリ・ボッタスは10番手で、アルファロメオのマシンが今季初めてQ3に進出した。● ウィリアムズのアレックス・アルボンは0.052秒差でQ3進出を逃した。● ニコ・ヒュルケンベルグは、今シーズン初めて予選でチームメイトに敗れた。ハミルトンはQ2でノックアウトされた。● ルイス・ハミルトンは、昨年のイモラ以来となるQ3進出を果たせなかった。● それはまた、米国でのハミルトンの史上最悪の予選結果でもある。● 先週末にQ3に進出した角田裕毅とランド・ノリスは、ともにQ1でノックアウトされた。● マクラーレンがQ1で2台とも敗退したのは、2018年のインテルラゴス以来となる。● ノリスのQ1敗退はキャリアで3度目だが、今年に入ってからは2度目だ。● ランス・ストロールは昨年、ここでピットレーンから10 番手でフィニッシュした。● 1番手から20番手までをカバーしたのはわずか1.214秒で、今年のバーレーンの1.188秒の記録からわずか下回っただけだった。