FIA(国際自動車連盟)は、2019年のF1メキシコGPに先立ち、アウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスに3つ目のDRSゾーンを追加することを発表した。3つ目のDRSゾーンは、タイトでツイスティなスタジアムセクション前のターン11とターン12の間のストレートに追加される。メインストレート、ターン3とターン4の間にあった既存のDRSゾーンに変更はない。
FIAは、オーバーテイクが少ないサーキットにDRSゾーンを追加しており、最近ではF1シンガポールGPが開催されたマリーナ・ベイ・ストリート・サーキットに3つ目のDRSゾーンが追加されていた。今週末のF1メキシコGPでは、ルイス・ハミルトンが、6度目のF1ワールドチャンピオンを獲得する可能性があるが、それを実現するのは難しいと考えている。「僕はセバスチャン(ベッテル)のトウを得ることができたし、DRSと最大限のパワーを得ていたけど、彼らのは速さは信じられないくらいだった」とルイス・ハミルトンはコメント。「タイヤにアドバンテージがあったとしても、非常に難しいレースになるだろう。でも、いずれにしろクールだと思うし、面白いレースを提供してくれると思う。接戦を演じることができることを願っているけど、そうするには難しいトラックだ」最近、F1メキシコGPは2020年末までとなる新たな3年契約を結んでいる。