今年F1カレンダーに復帰したメキシコGPのチケットがすでに完売したと報じられている。ドイツGPのようにヨーロッパでは観客動員に苦しんでいるグランプリもあるが、今年23年ぶりにF1レースを開催することになったメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットはこの段階ですでに満席となることが確定したようだ。
Auto Motor und Sport によれば、最近F1メキシコGPのチケットが発売となったものの、わずか“数時間”で売り切れてしまったという。すでに闇市場ではF1チケットに最高12,000ドル(約140万円)もの高値が付いているという話もある。メキシコでは復活したF1レースの人気が非常な高まりを見せているようだが、この恩恵を受けるチームのひとつがフェラーリだ。フェラーリには今季からメキシコ出身のエステバン・グティエレスがリザーブドライバーとして加わっている。フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは「エステバンがメキシコGPのスターになるだろう。彼に金曜日に走行するチャンスを与えることになるかもしれない。現在、F1で活躍するF1ドライバーは、このエステバン・グティエレスとセルジオ・ペレス(フォース・インディア)の2人だけとなっている。F1メキシコGPは、11月1日に決勝レースが開催される。