メルセデスAMGは、公道F1カー『プロジェクト ワン(Project ONE)』をフランクフルトモーターショー2017で公開。それに先駆けて、画像を公開した。メルセデスAMG プロジェクト ワンは、メルセデスAMGの創業50周年を記念して開発されたハイパーカー。現行F1マシンに搭載される1.6リッター V6ターボ“パワーユニット”をミッドシップにレイアウトする。
メルセデス・ベンツは9日(土)、公式Instagramでプロジェクト ワンのリアビュー画像を公開。F1と同じレイアウトのエキゾーストが印象的なデザインとなっている。また、Instagramでは、プロジェクト ワンのインテリアとする画像もリークされており、F1スタイルのステアリングホイールが採用されていることが確認できる。プロジェクト ワンに搭載されるF1エンジンは、公道では1万1000rpmに制限されるが、MGU-Kによって加速時にはリアアクスルに120kWのパワーが加算され、80kWのMGU-Hがターボラグを軽減。システム全体で1000hp以上のパワーを引き出す。開発にはメルセデスのF1ドライバーを務めるルイス・ハミルトンが携わることになっており、来週の公開にも立ち会う予定となっている。またプロジェクト ワンには、F1にはないフロントアクスルに120KWの電気モーターを搭載。EVモードも備えて、最大で25kmのゼロエミッション走行を可能にする。メルセデスAMG プロジェクト ワンの推定価格は240万ポンド(約3億4,000万円)とされている。
全文を読む