メルセデスF1は、カルロス・サインツJr.と“1+1契約”を交渉中と報じられている。先週、カルロス・サインツJr.がメルセデスと2025年の契約を結んだとの報道が流れた。しかし、RacingNews365が関係筋の話として伝えたところによると、契約は結ばれておらず、中国GPの週末中にも結ばれることはないという。
だが、カルロス・サインツJr.とメルセデスF1との交渉は続いており、“1+1契約”が交渉されているという。この“1+1”契約では、サインツは2025年までメルセデスの一員となり、その後2026年以降もメルセデスがサインツを引き留めることができるというものだ、このような契約により、メルセデスは将来に向けてあらゆる選択肢を残しておくことが可能となる。契約が合意に達すれば、メルセデス側は2025年にアンドレア・キミ・アントネッリを評価して、2026年に昇格する準備ができているかどうかを確認することが可能になる。サインツ側にとっても、これにより、長年潜在的な候補者であるアウディが正式にグリッドに加わる2026年に向けて選択肢を残しておくことも可能になる。また、マックス・フェルスタッペンやセルジオ・ペレスが離脱した場合、レッドブルに空席ができる可能性もあり、3度のグランプリウイナーであるサインツはできるだけ早く来季のドライブ先が決まることを望んでいる。