メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフが、2023年F1最終戦アブダビGPとシーズンを振り返った。フェラーリとのコンストラクターズ選手権2位争いは、ジョージ・ラッセルが3位表彰台、ルイス・ハミルトンが9位でフィニッシュしたことで、3ポイント差でメルセデスに軍配があがった。
「最後の最後までコンストラクターズチャンピオンシップで2位争いが繰り広げられたが、接戦であり、今日我々は勝利したように感じている」とトト・ヴォルフはコメント。「ジョージのドライビングは並外れていたし、シャルルはペースを落とそうとせず真のスポーツマンのような振る舞いを見せた。ある意味、コンストラクターズで2位を争えたことは僕たちにとってはとてもポジティブなことで、チーム全体にとっても準チャンピオンになれたことは大きな収穫だったが、それはまた、来年より良い成績を収めるための大きなモチベーションでもあり、それが我々がこれから集中していくことだ」「我々は、たくさんの良いこと、たくさんの新しいことを準備している。そして僕たちが学んだすべてのことにより、これから何が生まれてくるのか、とてもとても楽しみな状態にある。ここでの3位、ランキング2位の勢いをファクトリーにつなげなければならない。我々はは準チャンピオンであり、それを持ち帰ることができる」「星に手を伸ばそう。そして、それは必ず実現する」メルセデスは、409ポイントを獲得してコンストラクターズ選手権3位、ルイス・ハミルトンは234ポイントを獲得してドライバーズ選手権3位、ジョージ・ラッセルは175ポイントを獲得して7位で2023年シーズンを終えた。