ジョージ・ラッセルは、F1プレシーズンテスト2日目にメルセデスW14に油圧系のトラブルが発生し、走行を早期に切り上げることになった。バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた午後のセッションでチームメイトのルイス ハミルトンからW14を引き継いだジョージ・ラッセルは、26周を走行して13番手につけていたが、ターン4のブレーキングでトラブルに見舞われ、ギアダウンの際にステアリングホイールに『油圧トラブル』のメッセージが表示された。
ジョージ・ラッセルはラッセルは、次の数コーナーを這ずり回り、ターン10の出口で駐車すると、ダッシュボードに『アンチストール』の追加表示が現れ、被害を受けたW14から飛び降りた。その後、メルセデスF1は油圧の問題を確認し、広報担当者は「今日中にマシンが戻ってくる可能性は極めて低い」と付け加え、ジョージ・ラッセルの走行は残り1時間半の時点で終了した。