メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2022年F1ベルギーグランプリの決勝を振り返った。オープニングラップの接触でルイス・ハミルトンを失ったメルセデスF1だが、気温が高くなった日曜日に競争力を見せ、ジョージ・ラッセルが表彰台争いを展開して4位でフィニッシュ。それでも、夏休み前に優勝争いの手ごたえを掴んでいただけに悔しい結果となったとトト・ヴォルフは語る。
「今週末に満足できるとは思わない。フェルスタッペンを見れば、彼は我々全員を上回っていた」とトト・ヴォルフは語った。「ギャップが大きすぎるので、どうすればクルマを改善できるかを本当に見つける必要がある」「我々はドライバーに運転するのが非常に難しいクルマを与えているし、1周でペースが足りないので、この状況から抜け出すために自分自身を働かせる必要がある」「今後4日間で、次のレースと次のシーズンに向けて頭を整理する。冷静さを保ち、精神を高め、高揚感と憂鬱感の間を行き来しすぎないようにすることが重要だ」「今週末は意気消沈したが、3週間前のハンガリーでは絶対に勝てると思っていたし、我々は絶対にあきらめない」