メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフが、2022年F1第12戦フランスグランプリの決勝を振り返った。予選では、ルイス・ハミルトンがトップから0.8秒遅れの4番手、ジョージ・ラッセルが1.2秒以上離れて6番手だった。しかし、決勝では安定し、ハミルトンが今季ベストの2位、ラッセルが3位に続き、メルセデスF1は今シーズン初めてダブル入賞を果たした。
それでも、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、まだリーダーに対して0.7秒遅れており、謙虚なままでいる必要があると語る。「全体として、ドライバーは本当に良い仕事をしてくれたし、今日のチームの努力は素晴らしかった。最近の我々はレースデーに可能な最大限を引き出している」とトト・ヴォルフはコメント。「ルイスがライオンのように戦っている間、ジョージはクレバーで速かった。 ルイスは絶対に乗っており、チームをプッシュし続けている。彼は昨日のような厳しい日でもポジティブなマインドセットを保ち、プッシュを止めることはない。「だが、我々の車はフロントでチームと戦うには十分ではないので、謙虚なままでいる必要がある。我々はリーダーに対して0.6~0.7秒不足している」「予選では、タイヤを最適なウィンドウに収めるのに苦労し、最初のフライングラップから最大限のタイヤを引き出すことができなかった。そして、レースではスタートで3秒を失っている。だが、一旦安定してしまえばそれほど悪くはない」「まだやるべきことはたくさんあるが、我々にはそうするのに最適な人がいると思っている。全体として、今日はトラックとファクトリーでの素晴らしいチームの努力であり、我々は正しい方向に向かっている」