メルセデスGPは、ニック・ハイドフェルドをテスト兼リザーブドライバーに起用することを発表した。ニック・ハイドフェルドのテスト兼リザーブドライバー就任により、メルセデスGPは、レースドライバーであるミハエル・シューマッハ、ニコ・ロズベルグとともに2010年をオール・ドイツ・ラインナップで挑むことになる。
ニック・ハイドフェルド「メルセデスGPペトロナスに加わることができてとても嬉く思っている。ミハエル・シューマッハの復帰だけでなく、50年ぶりにメルセデス・ベンツのワークスチームとして“シルバー・アロウズ”が復帰することから、このチームはオフシーズンで最も多くの注目を集めている。もちろん、レースドライバーとしてのシートの方がよかったけど、新しい“シルバー・アロウズ”の一員になれたことを本当に誇りに思う。チームの全員のコミットしをみて、自分も同じように感じている。今年はミハエルとニコを支えるためにベストを尽くすつもりだ」ロス・ブラウン (メルセデスGPチーム代表)「ニックのような才能と経験があるドライバーと2010年シーズンのリザーブ兼テストドライバー契約をできたことを非常に嬉しく思う。ニックは、実績あるチームで10年以上のF1経験があり、チームにとって大きな資産になるだろう。MGP W01マシンに対する彼のインプットは非常に貴重なものになるだろう。ニックを迎え入れ彼と密接に協力するのが楽しみだ」ノルベルト・ハウグ (メルセデス・ベンツ・モータースポーツ副社長)「ニックとの契約により、チームはさらに強化された。我々は何年も前から知り合いで、ニックは1997年以来当社のジュニア・ドライバーズ・プログラムの支援を受けていた。F1の10年間、彼が躍進をとげるには状況が厳しいことがあった。しかし、ニックは非常に才能がある。彼はチームの資産となってくれるだろうし、それを証明してくれるだろう」