メルセデスF1チームは、パートナーのINEOSと協力して、チーム本拠地の周辺の病院のために少なくとも5,000のPPEフェイスシールドを製造している。INEOSは、Mercedes-Benz Applied Sciencesのサポートに加え、3Dプリンターとセイルメーカーを使用して、ポーツマスの拠点から1日あたり100枚以上のPPEフェイスシールドを製造し、病院や地域の“レッドゾーン”手術に無料で提供している。
INEOSは、5,000を超えるPPEフェイスシールドの供給を目指しており、新型コロナウイルスの危機時に発生した場合でも、継続的な需要を満たすために引き続き利用できる。INEOS UKスキッパーでチームプリンシパルを務めるサーベン・エインズリーは「INEOSファミリー全体が、リソースと専門知識を駆使して、可能な限り最前線をサポートすることで、この危機に立ち向かうことを全員の責任だと感じている」とコメント。「たとえば、INEOSは、ヨーロッパ全土で数百万本の手指消毒剤のボトルを製造する作業を行っており、それらを最前線のスタッフに無料で配布することは人を元気づけている」「私たちは製造と生産において多くの専門知識を持っているため、サポートする最善の方法は、チームのローカルエリアの最前線のスタッフに直接無料で送られるPPEフェイスシールドの生産であると感じまた」「Mercedes-Benz Applied Sciencesとのパートナーシップは、これらのフェイスシールドの生産を拡大できるようにするのに素晴らしいものだった。彼らの貴重なサポートに感謝したい」メルセデスF1チームはすでにブリックスワークのエンジン工場で通常はF1エンジンのピストンとターボチャージャーを製造する機械を使用してCPAP医療用呼吸補助装置を製造しており、英国政府から注文された10,000台を満たすために1日あたり1,000台のデバイスを製造している。これは、スポーツのエンジニアリングおよび製造リソースを利用して新型コロナウイルスのパンデミックとの闘いを支援するために設立されたよりF1の“Project Pitlane”の一部として提供されている。
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