元F1ドライバーのJ.J.レートは、F1ブラジルGPの決勝レースでメルセデスのルイス・ハミルトンがトロロッソ・ホンダのポーエル・ガスリーを抜けなかったことは驚きであり、陰謀説が出てきてもおかしくないくらいだと語る。レース後半のフェラーリ勢の同士討ち、ルイス・ハミルトンとアレクサンダー・アルボンの接触がレースを決めたことは間違いないが、J.J.レートは、歴史的ともいえるホンダのF1エンジンによる1-2フィニッシュの背景にはもっと多くの要因があると考えている。
「メルセデスはすでに両方のチャンピオンを獲得しているので、彼らが勝つ必要はないことを忘れてはならない」とJ.J.レートは Iltalehti に語った。「彼らがパワーを減らしたことで、他の人の見栄えを良くなったのかもしれない」「よりフレッシュなタイヤを履いたハミルトンが、最後コーナーをよりうまく立ち上がり、スリップストリームを使ってガスリーを簡単に追い抜くことを期待していたのは確かだ」トロロッソのピエール・ガスリーが搭載するホンダのF1エンジンは、タイトルを獲得したルイス・ハミルトンのマシンを何とか抑え、0.062秒差で先にチェッカーを受けた。「ハミルトンの最後のペースは本当に遅かった。トロロッソの方が速かったという事実は本当に驚きだよ。何かの陰謀説が出てきてもおかしくないんのではないか?」いずれにしろ、J.J.レートは、フェラーリ、メルセデス、ホンダ、ルノーのF1エンジンにもはや大きなパフォーマンス差がなくなっているのは明らかだと語る。「彼らがすべて大幅に改善したのは素晴らしいことだ。特にホンダは大きな飛躍を遂げた。状況は平静化した」とJ.J.レートはコメント。「すべてのメーカーがより多くのパワー、ドライバビリティ、信頼性を見出している。それは来シーズンにむけて良い兆候だ」 この投稿をInstagramで見る F1-Gate.com(@f1gate)がシェアした投稿 - 2019年11月月17日午後2時13分PST 関連:【動画】 2019年 F1ブラジルGP 決勝 ハイライト / ホンダF1が1-2!
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