メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、今週末のブラジルGPを欠席。2013年以来、レースに帯同しないのは初めてとなる。トト・ヴォルフは、メルセデスの前人未到のF1ダブルタイトル6連覇のすべてのレースを関東してきたが、今後のルールと2021年以降のF1へのコミットメントを含む他の重要な問題のなか、今週末のF1ブラジルGPのためにインテルラゴスに向かわない決断を下した。
「ブラジルは2013年以来、私が参加しない初めてのレースになる」とトト・ヴォルフはコメント。「両方のチャンピオンシップが確保されたことで、ヨーロッパで他のオープントピックに集中する時間が増えた。これを行うことができ、チームがコース内外で可能な限り最良の方法でスリー・ポインテッド・スターを代表することを知っているのは素晴らしいことだ」ルイス・ハミルトンのドライバーズタイトル獲得によって、ドライバー間の戦いは終焉を迎えており、メルセデスは残りの2レースでプレッシャーを受けずにレースを戦うことができる。シーズン後半戦は、フェラーリが好調な成績を残しているが、トト・ヴォルフは、シーズン終了までしっかり戦って成功裏に終えたいと切望していると語る。「2019年のシーズンは2レースとなったが、今シーズンを最高の状態で終わらせたいと思っている」とトト・ヴォルフはコメント。「次の開催地であるブラジルは、昨年のレースで優勝しただけでなく、インテルラゴスでコンストラクターズチャンピオンシップを確保した昨年の思い出がよみがえる」「マージンが非常に小さく、予選を特に困難にする非常に短いトラックだ。夏休み以降、我々は土曜日に最速のクルマはなかったが、オースティンでポールを取ることができ、サンパウロで再び最前列でスタートを切るために戦うつもりだ」