メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンのチームメイト候補として、セバスチャン・ベッテル、フェルナンド・アロンソ、マックス・フェルスタッペンと連絡を取ったことはない語った。メルセデスはバルテリ・ボッタスを1年契約で起用していることから、過去数年間、毎年、後任候補の名前が挙げられており、3人すべてのドライバーが噂に上った。
しかし、メルセデスはバルテリ・ボッタスと契約を延長し、2020年も同じドライバーラインナップでシーズンを迎える。ルイス・ハミルトンと元チームメイトのニコ・ロズベルグとの間には緊張した雰囲気が作り出されていたが、トト・ヴォルフとメルセデスのメンバーは、ハミルトンとボッタスが生み出すハーモニーと結果に満足している。前述のトリオについて質問されたトト・ヴォルフは「全員がハイレベルのドライバーだ」と Sky Sport Itaria のインタビューでコメント。「しかし、人間関係においては、あらゆるを考慮することが重要だ。物事がうまくいかない場合、私が最初に行うのは、その人と話し、問題を解決できるかどうかを確認することだ。それが不可能な場合に初めて他の人と話をする」「現時点では、最高のチームがだと思っている。ルイスとバルテリは素晴らしいペアと思うし、より良いチームを作れるとは思わない」「関係は素晴らしいものであり、セブ、フェルナンド、マックスに連絡したことはない」また、トト・ヴォルフは、バルテリ・ボッタスはワールドチャンピオンを獲れる実力のあるドライバーだと語る。「昨年のバクーでのタイトルレースは変わったと思う。バルテリは不運だった」とトト・ヴォルフはコメント。「ボッタスは精神的に非常に強いので、シーズンをうまくスタートできれば、タイトルを獲得できると確信している」「現時点では、ルイスが非常に強いし、彼を打ち負かすことのできる人はいない。しかし、我々はワールドチャンピオンに勝つために2人のドライバーを選んだ。ルイスのセカンドドライバーは存在しない」