メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2019年のF1世界選手権では中団チームが“サプライズ”を巻き起こす可能性は十分にあり得ると考えている。先週のF1バルセロナテストではフェラーリが頭ひとつ抜きん出たパフォーマンスを信頼性を発揮したが、現段階ではそれ以降の勢力図を判断するのはまだ非常に難しい状況となっている。
チャンピオンチームのメルセデスは、バルテリ・ボッタスが総合6番手、ルイス・ハミルトンが総合7番手で1回目のテストを終了。だが、タイムシートではトロロッソ・ホンダを含めたいくつかのチームが上位に顔を出しており、今年の各チームの競争力は非常に拮抗していると考えられている。メインのライバルはフェラーリということになるかと質問されたトト・ヴォルフは「全員をライバルだと見なしている」とコメント。「そこにレッドブルが入ってくるのは確実だ。競争力をつけるリソースがあるし、常に新しいレギュレーションへの対応に柔軟なチームだった。方向性が変わったとしてもね」「ただ、フェラーリはどんどん強くなっている。それにルノーは過去数日で最速のチームだった。トロロッソも信じられない速さだったし、アルファロメオもとてもいい感じに見える」「だから、全てのチームがライバルだ。全員が非常に拮抗した状況になると思うし、サプライズが生まれるかもしれない」ルイス・ハミルトンも、これまで3強チームが味わってきたような明白なアドバンテージはもはや保証されていないと語る。どのチームとチャンピオンシップを争うことになると思っているかと質問されたルイス・ハミルトンは「現時点では誰も除外することはできないと思う」とコメント。「少なくてとも現時点で6名のドライバーはパフォーマンス面で戦う可能性がある。どう発展していくか見てみなければならない」「テストをしている今は、他の誰かがやっていることには目を向けていない。とにかくデータを見て、クルマとタイヤで何が起こっているかを理解しようとしている。それが僕たちにできるすべてだ」「現時点で全員が異なるプログラムをやっているでも、少なくとも僕たちを含めた3チームとの戦いになることを期待している。ルノーも加わってくるかもしれない。それは誰にもわからない」F1バルセロナテスト1回目の最速タイムを記録したルノーのニコ・ヒュルケンベルグのチームメイトであるダニエル・リカルドは、ここまで全チームが印象的なパフォマーマンスを示していると語る。「現時点で全員がかなり合理的なクルマを持っているように感じている」とダニエル・リカルドはコメント。「1分17秒台、1分18秒台を出していたとしても、鼻歌を歌っているように感じる。ターン3は全開になるだろうし、ターン9も全開で行けるはずだ。たぶんクルマはそんなに間違っていないし、強いチームを選ぶのは難しい」
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