メルセデスF1チームのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは、プレシーズンテストの日数が非常に限られていることで2月13日(水)に予定している2019年F1マシン『W10』のシェイクダウンは“非常に重要”なものになると語る。メルセデスは、過去数年と同様に今年もプレシーズン前の2月13日(水)にフィルミングデーを利用してシルバーストンでW10のシェイクダウンを実施する。
シェイクダウンはメディアや一般人には非公開となるが、チームはソーシャルメディアを通じてシェイクダウンの模様を伝え、現地時間午前10時にオンラインでW10の画像を初公開するとしている。ジェームス・アリソンは、オーストラリアでの開幕戦前に2回の4日間のテストしかないことを踏まえれば、シェイクダウンでの走行時間はチームの準備のために非常に重要なものとなると語る。「我々の前には2つの重要なウインターテストがあるが、その前にシェイクダウンを行う」とジェームス・アリソンはコメント。「シェイクダウンは、その2つのウインターテスト前にクルマを走らせることができる非常に限られた走行距離だ。それにファクトリーで行ってきたすべてのことが実際にコース上で走行可能なクルマを準備できたを知るための始めたの機会だ」「シェイクダウンは、重要な8日間のテストをできる限り有効に使えることを確認できる最後の重要な機会だ。何らかの形式的な問題によってそれら9日間の走行時間を最大限に活用する機会が妨げられるようなことは望んでいない」「そのため、チェックボックスに最後のチェックを入れて『よし、みんな良い仕事をした。我々はウインターテストにむけて準備ができている』というためにもシャイクダウンは我々にとって重要だ。だが、その『準備はできているのか?』という部分ののハードルはある意味では残念なことだ。この本当に愛し、注目している完全に新しいクルマを初めて実際にコース上で走らせるという感受性がという部分がある程度覆われてしまうからね」メルセデスはこれまでW10のティザー画像を2枚公開。どちらもこれまでのシルバーのカラーリングとは異なり、ブラックのボディにブルーとグリーンの模様が施されていることから、メルセデスはシェイクダウンもしくはプレシーズンテストで空力特性をカモフラージュする特別なカラーリングを採用するのではないかとの憶測が広まっている。メルセデスF1チームは2月8日(金)、テストベンチで稼働させてきたエンジンを2019年F1マシンに搭載して初始動させたことを報告。ファイヤーアップ時のエンジンサウンドを公開した。2019年型F1パワーユニット『M10 EQ Power+』は、今年もウィリアムズ、そして、フォース・インディア改めレーシングポイントの2チームに供給される。 View this post on Instagram F1-Gate.comさん(@f1gate)がシェアした投稿 - 2019年 2月月8日午前10時42分PST
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