メルセデスは、F1アブダビGP初日のフリー走行でルイス・ハミルトンがトップタイムをマーク。バルテリ・ボッタスは5番手タイムでセッションを終えた。メルセデスは、フリー走行1回目の全ての走行時間を2018年の開発パーツを搭載した2台で使用。午後には基本セットアップに戻して、予選とレースに向けた作業を進めた。
ルイス・ハミルトンはバランスを改善させてFP2ではトラックレコードを更新する分37秒877を記録してタイムシートのトップに立ったが、5番手タイムのバルテリ・ボッタスはまだW08を快適に感じられていないと語る。ルイス・ハミルトン (1番手)「良い金曜日だったし、シーズン最後の金曜日だったことを嬉しく思っている。今日は多くのラップを走り込んだし、クルマのバランスで良い進歩を果たせた。やるべき作業はまだあるけど、僕たちはここでかなり競争力があるように感じている。比較的まだ拮抗しているけど、僕はそれが好きだ。特に今週末はワールドチャンピオンのための金箔入りのヘルメットを手に入れたことに本当に感謝している」バルテリ・ボッタス (5番手)「1回目のプラクティスセッションは来年のためのテストに専念した。僕たちは様々なメカニカルテストや特に空力のテストを実行した。なので、FP1では今週末のためのことはあまり学ぶことができなかったけど、来年にむけて多くのことを学べたのは確かだ。2回目のセッションはよりストレートだった。最終セクターでちょっとタイムを失っていたので、チームとしてそこに取り組む必要がある。ここの気温は問題ない。もちろん、コックピットの中は暑いけど、最悪の場所というわけではない。総合的にかなり良い一日だったし、僕の方は明日にむけてもっと多くのペースを見つける必要がある」アンドリュー・ショブリン (チーフレースエンジニア)「ドライバー、ガレージの全員にとって忙しい一日だった。我々には2018年に焦点を当てた大規模な開発プログラムがあり、両方のクルマがP1全体をその作業に費やす必要があったが、野心的なプログラムにも関わらず、我々は全てを成功裏に終えることができた。夕方のセッションにむけて路面温度は大きく下がり、我々の焦点は予選とレースの準備に移行した。今夜改善できるエリアはたくさんあるが、クルマはそれなりに順調に機能しているように思う。特にバルテリは一発におけるクルマのハンドリングを快適に感じられていないので、そこに少し取り組んでいかなければならない。ルイスは軽い燃料でクルマはより予測可能であると判断しているが、まだもう少しタイムを見つけられるエリアがいくつかある。ロングランのバランスはかなり安定していたが、全員がどの位置にいるのかを把握するのは難しい。今日はトラフィックが多く、多くのクルマがクリアなラップをまとめることに苦労していた。セッションを通じてのレッドブルとフェラーリが記録した力強いタイムを見れば、明日はまたポールをかけたタフなバトルになると予想しているが、我々は力強い結果でシーズンを終える決意であり、そのために全力を尽くしていく」関連:・F1アブダビGP フリー走行2回目:ルイス・ハミルトンが最速タイム・F1アブダビGP フリー走行1回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム
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