メルセデスは、バルテリ・ボッタスと2018年の契約を結ぶかどうかをフライアウェイレースに旅立つ9月のF1シンガポールGPまでに決定したいと述べた。バルテリ・ボッタスは、昨年末に電撃引退したニコ・ロズベルグの更新としてメルセデスに加入。だが、契約は1年のみで、2018年についてはまだ決定していない。
メルセデスでの初年度となる今年、バルテリ・ボッタスは印象的なスタートを切っており、前半の11戦では2勝を挙げ、ドライバーズ選手権で3位につけている。現在、F1はサマーブレークに入っているが、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、今後6週間で決定を下すべくバルテリ・ボッタスとの話し合いを進めていくと述べた。「話し合い、状況を考えていくには良いタイミングだ」とトト・ヴォルフはコメント。「ハンガリー前にバルテリとは良い議論ができている」「決断を下して、最後のレースのためにアジアに向かいたいと思っている」しばらくの間、メルセデスの2018年のプランを待たされているバルテリ・ボッタスだが、夏休みにはリラックスして、シーズン後半戦のための充電期間にあてたいと語っている。「最終の1週間はサウナでビールを飲んで過ごすつもりだよ! でも、夏休み中にその件に関していくらか進展する可能性があるのは確かだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「先月はかなり忙しかった。6週間で何回レースをした? かなり多かったよね」「その期間にきちんとした話し合いや議論をするのは難しかった。でも、時間がかかるのは確かだ」「急いではいない。スパの前に何かをする必要はない」