メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンがニコ・ロズベルグの後任選びの意思決定プロセスに介入することはないと主張する。メルセデスは、12月中に2017年のドライバーラインナップを発表することを見込んでおり、パスカル・ウェーレイン、フェルナンド・アロンソ、バルテリ・ボッタスが候補と考えられている。
ルイス・ハミルトンが次のチームメイトを選定する可能性について質問されたトト・ヴォルフは「他の従業員と同じように、我々が分別のある決定をしたと考えた段階で彼に情報を伝えるつもりだ」とコメント。ルイス・ハミルトンは、平等な権利を与えられている限りは、誰がチームメイトでも構わないと主張している。だが、トト・ヴォルフは、F1スペインGPにチーム離脱をほのめかしたとされるルイス・ハミルトンを満足させ続けることが、メルセデスの次のステップとして重要だと語る。「彼はチームの成功の大きな柱だ」とトト・ヴォルフは付け加えた。「彼が来て全てが変わったし、彼は役割を果たした。彼を良い場所に置いてあげることが非常に重要だ」「我々が考慮している要因のひとつは二人のドライバーのダイナミクスだ」