メルセデスは、F1イギリスGPでニコ・ロズベルグに科せられたペナルティを控訴しないことに決めた。ニコ・ロズベルグは2位でレースをフィニッシュしたが、メルセデスはレース終盤にギアボックスにトラブルが発生した際、無線で回避方法を指示していた。スチュワードは、4時間の議論の末、メルセデスの無線がF1レギュレーションに違反しているとして、ニコ・ロズベルグに10秒のタイム加算ペナルティを科した。ことにより、ロスベルグは3位に降格した。
メルセデスは、すぐに控訴の意向を示していたが、その決定を変えることになった。メルセデスは「本日、メルセデスAMGペトロナスF1チームは、イギリスGPのスチュワードの決定を不服として上訴する意向の通知を取り下げることを決定した」と述べた。「我々は、クルマを止めるギアボックス故障が差し迫っていたことをスチュワードに証明できており、規約の範囲内でニコにモード変更を通知することを許諾された」「しかし、7速ギアを避けるというアドバイスは、TD016-16と競技規約第27条1項に違反していると見なされた」「チームは、スチュワードのレギュレーションの解釈と彼らの決定、そして、関連するペナルティを受け入れる」「今後、我々はスポーツで認識されている過剰な規約に関して、関連したF1投資家と議論を続けていく」関連:ニコ・ロズベルグ、10秒加算ペナルティで3位に降格 / F1イギリスGP
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