ニコ・ロズベルグダイムラーのCEOであるディーター・ツェッチェは、メルセデスのF1での未来についてのビジョンを明らかにした。メルセデスは、ニコ・ロズベルグとの契約が今シーズン末で期限切れになることから、2017年のドライバーラインナップに注目が集まっている。「パスカル(ウェーレイン)は我々の未来だ」とディーター・ツェッチェは Blick に述べた。
パスカル・ウェーレイン(21歳)は、昨年、DTMの史上最年少チャンピオンとなり、今年マノーでF1デビューを果たした。一週間前には、メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフも、パスカル・ウェーレインの将来が順調であることに同意している。一方、ニコ・ロズベルグと父親のケケ・ロズベルグは、交渉代理人としてゲルハルト・ベルガーを指名している。「交渉では大きな戦術的な行動を起こすつもりはない」とゲルハルト・ベルガーはコメント。「ニコは彼の周りにメルセデス・ファミリーがいることに感謝しているし、最高のクルマであることを知っている」「その一方で、メルセデスは、チャンピオンシップをリードしているニコが何を持っているかについて知っている」ゲルハルト・ベルガーは、メルセデスとの交渉は“良い方向”に進んでいることを確信していると Sky に述べ、状況が変わらない限り、他の選択肢に目を向けることはないと述べた。「だが、それまでにはまだかなりの道のりがある」とゲルハルト・ベルガーは付け加えた。したがって、ベルハルト・ベルガーは、ニコ・ロズベルグがフェラーリやマクラーレンと交渉しているとの報道は“単なる推測”だと述べた。ゲルハルト・ベルガーを良く知るメルセデスの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、ニコ・ロズベルグが交渉代理人としてベルガーを指名したのは良いことだと語る。「ゲルハルトは自分が何をやっているのかわかっている」とニキ・ラウダはコメント。「彼はレーシングドライバーだったし、自分自身で交渉をしていた。全くわからない外部マネージャーではない」「ニコがレースに勝つことに落ち着いて取り組めるように、彼はすでに状況を比較的早くに終わらせるべきだとトトと合意していると確信している」関連:ニコ・ロズベルグ、ゲルハルト・ベルガーを交渉代理人に指名
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