メルセデスは、F1ロシアGPでシーズンに入って初めてエンジン開発のトークンを消費した。フェラーリは、ソチの長いストレートでより多くのパワーを得るために今週末にエンジンをアップグレードさせているが、メルセデスも燃料システムに改良を加えた。メルセデスの今回のアップグレードは、パワーユニットの“封印範囲外”で行われており、ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが新しいエンジンに交換する必要はないようだ。
また、パートナーであるペトロナスから供給される新オイルも今回のアップグレードに含まれている。カスタマーであるウィリアムズ、フォース・インディア、マノーもすぐにアップグレードされたエンジンを使用できるという。メルセデスは冬季に19トークンを使用しており、今回の開発における残りは11トークンになった。フェラーリの残りトークンは6トークン、ホンダが14トークンを残している一方で、シーズンオフに7トークンしか消費しなかったルノーは25トークンを持っている。