ルイス・ハミルトンは、メルセデスのF1開発における“量より質”のアプローチが、今年のチャンピオンシップで実を結んでいると考えている。フェラーリは、スペインに大幅に改良されたパッケージを持ち込み、2レース後のカナダではエンジンの大幅アップグレードのためにトークンを初めて使用した。
対照的に、メルセデスは各レースでの微調整に集中しているが、ルイス・ハミルトンはそれこそが正しい方法だと考えている。「僕たちにとって、開発は昨年と同じだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「とにかく僕たちはレース毎に改善し続けていた」「フェラーリがバルセロナやモントリオールなどで大量なものをもたらしたように、レースにどっさりと持ち込むよりも、むしろ、僕たちはとにかく質より量を重要視している」「あちこち本当に小さなものだ。僕たちにはクルマに素晴らしいものを加え続ける素晴らしいチームがある」フェラーリは、コンストラクターズ選手権でフェラーリに136ポイント差をつけられて2位につけている。だが、昨年のこの時期には203ポイント差をつけられていた。チャンピオンシップ首位のルイス・ハミルトンは、今シーズンここまでのフェラーリに感銘を受けたと述べた。「彼らは素晴らしい仕事をした。当然、彼らは捕らえるために多くのことをつぎ込んだ」「リードするよりも捕らえるほうがいつだって簡単だ。僕はそれを山や丘を登ることのように例えている。僕たちはその頂点にいるし、発展に関しては次第に減っていくだろう」
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