メルセデスは、エンジンレギュレーションを巡る論争を受け、標準ハイブリッドシステムを供給するという妥協案を検討しているようだ。新しいV6ターボパワーユニットで苦戦するフェラーリとルノーを味方につけたバーニー・エクレストンは、現行のエンジンレギュレーションに強い懸念を示しており、18日(木)のF1ストラテジーグループのミーティングで2016年のV6ルール撤廃に投票するつもりだ。
バーニー・エクレストンは、エンジンノイズ、コスト、そして複雑性を非難しているが、主眼は現行レギュレーションのままで継続することになればメルセデスの莫大なアドバンテージが2020年まで続くかもしれないという点にある。フェラーリとルノーは、2015年のエンジン凍結緩和に同意するようメルセデスに働きかけたが、メルセデスはそれを拒否してきた。だが、今回、メルセデスがストラテジーグループの投票で負けた場合、2016年に現レギュレーションが徹底的に変更される可能性が出てきた。大規模なレギュレーション変更があればF1を撤退するかもしれないと話していたメルセデスだが、現状を受けて妥協案を考慮していると Sport Bild が報じている。同誌は「メルセデスの内部関係者は、大成功を収めた非常に複雑なハイブリットシステムから基本的なV6ターボを除いた形で競争相手に提供するアイデアをほのめかしている」と報道。「その方法により、ライバルたちはメルセデス圧勝のシーズンを危惧することなく現レギュレーションの維持が可能だ」メルセデスが標準ハイブリッドシステムを供給する案は、すでに実施されているマクラーレンによる標準電子コントロールユニットの供給と似たようなものだと同誌は報じている。
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