メルセデスは、来シーズン、ライバルのF1チームに対抗した若手ドライバープログラムを構築するために投資をする予定だとしている。メルセデスは、フォース・インディアのダニエル・ジュンカデラ、ケータハムのロベルト・メルヒといった数名の若手をサポートしているが、ライバルのレッドブル、フェラーリ、マクラーレンのような事実上のF1プログラムは有していない。
レッドブルは、ジュニアプログラム出身のセバスチャン・ベッテルとダニエル・リカルドら若手ドライバーに大きく投資しており、フェラーリは、マルシャのジュール・ビアンキ、GP2ウィナーのラファエル・マルチェロと契約を結んでいる。メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・・ヴォルフは、来年、メルセデスがきちんとしたジュニアチームを有する可能性が高いと述べた。「メルセデス・ベンツ ジュニアプログラムには素晴らしい歴史がある。長年、(ハインツ・ハラルド)フレンツェン、(カール)ウェンドリンガー、(ミハエル)シューマッハが所属していた」「我々にはジュニアプログラムがあり、優れたF3エンジンと、共同出資している何名からの若手がいる。我々はそれらエンジンを融資するカタチで彼らがレースをする予算を助けている。これは長年すでに行われてきたことだ。そのアイデアを25年前に類似したものにさらに拡大させてきた。我々はそれについて考え始めている」「我々は、何人か非常に優れた若手を見てきたが、まだ準備はできていない。単純な理由として、チャンピオンシップが進行しているからだ」「今後2ヵ月半で、我々はそれを実現することに集中することになるだろう。おそらく冬の間にジュニアプログラムを構築する予定だ。私はそれにとても賛成している。だが、実施する場合は、きとんとそれを行う必要がある」
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