メルセデスは、F1ドイツGPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが優勝、ルイス・ハミルトンが3位だった。ニコ・ロズベルグ (優勝)「ワオ、今週は僕にとって素晴らしいイベントがたくさんあったけど、何て素晴らしい一日だ! 優勝を目指してここに来て、完璧な結果になった。僕のシルバー・アローは圧倒的だった。この素晴らしいクルマを造ってくれたチームに感謝する」
「レース前、FRICシステムがなければ、レースでの差が小さくなるのではと心配していた。でも、ここでも僕たちが最速だった。僕は2ストップ戦略だったけど、各スティントの終わりにはタイヤがほとんどダメになっていたので、管理するのが難しかった。メルセデスのためにとても嬉しく思っている。ドイツでは久しぶりの優勝だ。ホッケンハイムでの応援に感謝したい。ファンが素晴らしかった。スタート時にもウェーブを見たけど最高だったね。ハンガリーが楽しみだ」ルイス・ハミルトン (3位)「まず何よりも、地元レースで優勝したニコにおめでとうと言いたい。母国レース優勝は特別な気持ちだし、ドイツでメルセデスの従業員とファンを代表して、メルセデス・ベンツの2台で表彰台に立てたことをとても誇りに思う。個人的には、レースにあまり満足していない。というのも、僕にとっては厳しい週末だったし、チャンピオンシップ争いでニコとのポイント差が最終的に広がったからだ。でも、表彰台フィニッシュでダメージを最低限に抑えることができて嬉しい。ミラーにクルマが映らないグリッドのほとんど最下位でスタートを待っていると、2時間後に表彰台に立っていることなど、ほとんど想像できない。このクルマを用意してくれたチームにはとても感謝している。このようなパフォーマンスができるクルマを造ってくれた彼らには感服している。正直、今回は僕にとってかなり簡単なレースだった。ただし、何が起きているのか、僕が何位を走っているのかについてはときどき問題があった。序盤はキミと良いバトルをして、そのときは幸いフロントウィングを破損しなかったけど、ジェンソンとの事故は不運だった。彼は今年とても紳士的で、彼を抜く時にもほとんど問題はなかったけど、今日は判断ミスがあった。僕は抜けるほど近づいていなかったけど、コーナーのインサイドラインにいた。幅に余裕があるように見えたけど、彼がコーナーに切れ込んできて、おそらくそこにいる僕が見えなかったのだろう。フロントウィングのダメージでかなりのダウンフォースを失い、左フロントタイヤを労わるのがとても難しくなった。アンダーステアがひどくて、タイヤが早く劣化するので、2ストップ戦略を3ストップに変更した。その後、セイフティカーが出動すると予想されたので、早めにオプションタイヤを交換するためにピットに戻るようチームから指示が出た。正直、セイフティ・カーが出動しなかったので驚いたよ。終盤、バルテリにかなり速く近づいたけど、彼には直線スピードがあり、抜くことができなかった。タイトル争いでニコと同じレベルになれるよう、全力を尽くしている。これ以上集中したり、頑張ったりはできないほどだ。このチャンピオンシップは僕にとって大きな挑戦になりつつあるけど、でも、こういうのが大好きだ。こういうのがいいね」関連:F1ドイツGP 結果:ニコ・ロズベルグが母国グランプリ初優勝
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