メルセデスのニキ・ラウダは、今週末のF1スペインGPでメルセデス W04は外観が大きく変わることを明かした。ニキ・ラウダが述べているのは、2013年のヨーロッパラウンド開幕戦のために用意された多くのアップグレードパッケージのことだけではない。Bildの記者フランク・シュナイダーは、大きな変更点は「カラーリングだ。シルバーが増え、グレーが減る」と報じた。
ニコ・ラウダもこの報道を認めている。「我々はマシンをより“シルバーアロー”らしく見せたかった」「新しい外観は、新たなモチベーションをもたらすので、チームにとっても良いことだ」だが、それよりも重要なのは新しいペイントの下に施される改良だ。F1スペインGPで“シルバーを増した”W04には、新しいエキゾースト、フロントウイングとリアウイングが用意されるという。「ヨーロッパラウンドでは、1つのコースにつき0.1〜0.2秒のアップを目指している」とニキ・ラウダはコメント。「シーズンのスタートでは良い仕事ができた。次はライバルよりマシンを早く開発していくことが重要だ」メルセデス W04は、カタロニア・サーキットで行われたプレシーズンテストで圧倒的な速さを示しており、メルセデスを優勝候補に挙げる声もある。だが、ニキ・ラウダは「いや、我々は優勝候補ではない」とコメント。「ピレリは新しいタイヤを持ち込むが、その働きはまだ誰も知らない。彼らが与える情報は非常に少ない」
全文を読む