メルセデスのモータースポーツ責任者トト・ヴォルフは、ブラックリー働くメルセデスのF1スタッフのリストラを示唆した。リストラ対象には、1998年にクレイグ・ポロックがBARとしてチームを立ち上げてから所属するスタッフも含まれている。チームはその後、ホンダ、ブラウンGPを経て2010年からはメルセデスのワークスチームとなった。
2013年シーズンに先立ち、トト・ヴォルフに加えてニキ・ラウダがチーム幹部として加入し、チーム改革を行おうとしている。 トト・ヴォルフは、スタッフの“独自性”不足が問題のひとつだと Kolner Stadt-Anzeiger に述べた。「彼らにはもう一度独自性を発揮してもらいたいと思っている。応えてくれる者もいれば、そうでない者もいるだろう」 だが、トト・ヴォルフは、大改革計画に“ターミネーター”のような非常なやり方で大改革を行おうとしているわけではないと述べた。「私はターミネーターではない。とはいえ、自分の意見を言わず、成功第一という姿勢で行動するのは間違っている」