メルセデスのディーター・ツェッチェ会長は、チームはここ3年間ミハエル・シューマッハに競争力のあるクルマを与えられなかったとしてシューマッハのパフォーマスを擁護した。2010年にメルセデスでF1復帰したミハエル・シューマッハには大きな期待が寄せられたが、期待には添えず、成績面でチームメイトのニコ・ロズベルグに上回られてきた。
ディーター・ツェッチェは、ミハエル・シューマッハの苦闘の大部分はクルマにあったと述べた。「ここ3年間、我々は2人のドライバー(シューマッハとロズベルグ)に大多数のレースで勝てるような車を提供することができなかった」とディーター・ツェッチェは Bild> にコメント。「エンジンは競争力があったが、クルマはそうではなかった。ニコ・ロズベルグやミハエル・シューマッハを非難するのは完全に間違っている」ミハエル・シューマッハとメルセデスの契約は今シーズン末で終了するが、チームは契約は更新せず、2013年からミハエル・シューマッハに代えてルイス・ハミルトンと契約したことを発表している。「ミハエル・シューマッハの名前を考えれば、期待はあまりに高過ぎたのかもしれない」とディーター・ツェッチェは付け加えた。ルイス・ハミルトンと交代するという決定についてディーター・ツェッチェは「決定が発表された日に彼と話をするためにミハエルに電話をした。とても良い会話だった」と述べた。関連:メルセデスAMG、ルイス・ハミルトンとの契約を発表