メルセデスAMGは、ミハエル・シューマッハに続くトラブルを食い止めるためにサポートチームを強化した。ニコ・ロズベルグが、今シーズンのレースを全戦完走してタイトル争いに加わっているのに対し、ミハエル・シューマッハはここまで7戦中5戦でリタイアを喫し、わずか2ポイントしか獲得できていない。Bild によると、チーム代表ロス・ブラウンは、ミハエル・シューマッハの負の連鎖を食い止めるためにサポートチームの強化を決断。
新たにメカニックたちの仕事を監視するチーフエンジニアを追加し、チームはミハエル・シューマッハが乗るW03の全てのコンポーネントを“二重三重のチェック”を実施したという。「今、ミハエル(シューマッハ)に起こっていることは、僕たちが求めている水準を満たしていない」とニコ・ロズベルグも認めている。ロス・ブラウンは「我々の水準は非常に高い。アプローチや手順はなにも変更していない。ショートカットやシステムの抜けはない。なので、大きなフラトレーションを感じたし、妙だった」「我々は仕事のやり方をいかに改善できるか絶えず調べているし、もっと良くできる」
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