メルセデスAMGは、F1中国GPの決勝レースで、ニコ・ロズベルグが優勝、ミハエル・シューマッハがリタイアだった。初ポールポジションに続き、ニコ・ロズベルグがF1初優勝を成し遂げた。ニコ・ロズベルグにとってF1参戦7年目、111戦目で、ついに未勝利記録をストップさせた。新生シルバーアローにとっても初勝利となる。
ニコ・ロズベルグ (優勝)「僕にとって非常に特別な瞬間だ。週末全体が完璧に進んだ。初ポールポジション、そしてF1初優勝。本当にファンタスティックだ。でも、それだけではない。これは新しいシルバー・アロー、そしてこの素晴らしいチームにとっての初優勝でもある。僕にとって本当に特別だ。チームの全員、ここ中国に来ているスタッフ、そしてブラックリーとブリックスワースのファクトリーにいるスタッフに感謝している。マシンを素早く改善したことをとても誇りに思っている。このレースを忘れることはないだろう。最後の20周はル・マン24時間でレースをしているように感じたよ! でも、ラインを通過するときはとても熱情的だった。僕たちはこの成功を味わうつもりだけど、地に足をつけたままだ。僕たちはまだ望んでいる位置にはいないし、まだ全てのコンディションでマシンとタイヤを理解するために懸命に取り組んでいる。レースをさらに改善させるためにプッシュし続けて行く。レースペースをさらに改善するために頑張り続ける。それがバーレーンでどういう結果になるか、見守りたい」ミハエル・シューマッハ (リタイア)「まずなにより、チーム全体、メルセデス・ベンツ、そして、もちろんスタートからフィニッシュまで完璧な優勝を成し遂げたニコにおめでとうと言いたい。彼は昨日も今日も素晴らしい仕事をしたし、彼のために嬉しく思う。僕のレースについては、最初のピットストップのあと、右フロントタイヤが緩んだ。マシンのダメージを大きくしたくなかったので、芝生にマシンを止めた。すぐに何かがおかしいと感じたし、特にターン3でマシンの右側に圧力をかけたときにそう感じた。それまではコントロールされたレースをしていたし、他のドライバーを抑え、タイヤを温存していた。もちろん、素晴らしいレースになるはずだったのに、不運な結末だった。常に懸命に作業をして、ベストを尽くしてくれているスタッフに申し訳なく思う。でも、僕たち全員、これもゲームの一部だとわかっている」 関連:F1中国GP 結果:ニコ・ロズベルグがF1初優勝!小林可夢偉は10位