マクラーレンF1は、2023年F1オーストラリアGPの予選で、ランド・ノリスが13番、オスカー・ピアストリが16番手だった。マクラーレンはまたしても予選で苦戦を強いられた。Q1で敗退したピアストリは、後半にセットアップを変更した後のマシンバランスに不満を抱いていた。ホームのファンの前でQ2進出が叶わなかったことを悔やんだが、代わりにその栄誉はノリスに手渡された。
しかし、ノリスもクラッチの問題でコースタイムが伸び悩み、2度のワイドランを喫してQ3進出はならなかった。アンドレア・ステラ(チーム代表)「現在のクルマのパフォーマンスでQ3に進出するには、すべてのコーナーを完全に最大化する必要があることを認識している。今日はクルマの運転が難しく、ランドとオスカーのラップタイムをあちこちに少し残していた。しかし、現実には、マシンの基本的なパフォーマンスが十分ではなく、それを改善するために多くの作業が必要だ。これは、シーズン開始以来我々が言ってきたことと何ら変わりはなく、改善のために必要なアップグレードを提供する決意は変わらない。今週末は、明日のレースに完全に集中している。アルバート・パークは波乱に富んだ展開になる可能性があり、ポイントを獲得することを念頭に置いてレースに臨む」ランド・ノリス(13番手/1分18秒119)「今日は期待していたほど良くはなかった。気温が低かったので、安定した走りとクルマのパフォーマンスを最大限に引き出すのに少し苦労した。自分の望むレベルで運転できていないので、すべてをまとめるのに苦労した。でも、スタートとしては悪くないポジションだし、ポイント圏内を目指して頑張りたい」オスカー・ピアストリ(16番手/1分18秒517)「メルボルンで自分が望んでいたものとは明らかに違っていた。フィールドは非常にタイトだ。自分のラップにはそれなりに満足しているけど、残念ながら、ほんのわずかな差で十分な速さではなかった。でも、これが現実だ。今夜は、明日のレースで順位を上げるためにベストなポジションを確保するために、あらゆることを検討しなければならない。クリーンなグランプリになることを願っている」