マクラーレンF1は、2023年F1サウジアラビアGPの決勝で、オスカー・ピアストリが15位、ランド・ノリスが17位でレースを終えた。スタートでピアストリがガスリーと絡んだり、ノリスがフロントウイングの一部を失ったりと、パパイヤの2台はともにアクシデントに見舞われた。2台ともすぐにピットインしてフロントウイングを交換し、その結果、後方に下がってしまった。
その後、レースはデータ収集とピアストリがレースコンディションでのF1マシンに慣れることに重きが置かれたが、一時は2人の戦いが許され、ピアストリは1周目の終わりからフィニッシュまで同じタイヤを履いていたにもかかわらず、チームメイトを抜くことに成功した。アンドレア・ステラ(チーム代表)「ポイント獲得を期待してレースを始めたのに、1周目から2台とも最後尾になり、ジェッダから手ぶらで帰ることになった。オスカーは1コーナーで接触し、フロントウイングを破損してピットイン、ランドはオスカーのマシンから落ちた破片に接触して、同じくフロントウイングを破損した。我々はレーサーであり、こういうことは前向きに受け止めるし、オーストラリアに行ったら、さらに成功させたいと思う。メルボルンに行く前に、マシンを改善するためにやるべきことがあることは分かっているので、それが当面の焦点になる」オスカー・ピアストリ(15位)「僕たちが求めていた日 ではないことは明らかだ。序盤で接触があり、フロントウイングを一部失ってしまった。実際、どうすることもできなかったと思う。少し絞られた。終盤はいいレースができたし、ハードで長いスティントを走ったから、タイヤについて少しは学べたのは良いことだけど、全体として、今夜は僕たちが求めていたものではなかった」ランド・ノリス(17位)「タフなレースで、今日はとても不運だった。スタートはとても良かったけど、その後、デブリにぶつかってフロントウイングを損傷してしまった。何とか結果を出せるようにベストを尽くたけど、運が味方しなかった。チームとしてできる限りの仕事をしたけど、それ以上のことを達成するのは難しかった。だから、厳しいけど、今はオーストラリアに集中して、そこでもっといい仕事ができるようにしたいと思っている」