マクラーレンは、2020年F1マシン『MCL35』を発表。昨年モデルから大幅に空力コンセプトを変更したマシンに変貌を遂げた。昨年、エンジン供給元のルノーを上回り、“ベスト・オブ・ザ・レスト”となるコンストラクターズ選手権4位を獲得するという大躍進を遂げたマクラーレン。F1ブラジルGPではカルロス・サインツがマクラーレンにとって5年ぶりとなるF1初表彰台を獲得している。
2020年F1マシン『MCL35』は昨年チームに加入したかつてトロロッソで手腕を振るったジェームス・キーが最初から手掛ける初マシンとなる。カラーリングは伝統のパパイヤオレンジとブルーだがマット塗装に変更。ヘイローまでオレンジに塗られている点が印象的だ。2020年はレギュレーションに変更はないが、マクラーレン MCL35は、昨年モデルの進化型ではなく、空力コンセプトを変更したことが確認できる。フロントウイングは“アウトウォッシュ”型となり、ノーズはメルセデスのような細い形状となった。