マクラーレンは、2020年F1マシン『MCL35』のティザー画像を公開。そこに写っているカラーリングからMCL35はクロームカラーのオレンジンを纏うのではないかとファンは色めきだっている。昨年、コンストラクターズ選手権で“ベスト・オブ・ザ・レスト”となる4位を獲得する大躍進を遂げたマクラーレン。2020年F1マシンは、トロロッソから加入したジェームス・キーがゼロから関わるマシンとなる。
マクラーレンは1月29日(水)に『MCL35』に搭載したルノーのF1エンジンを初始動を成功させたことを報告。2020年F1マシン『MCL35』を2月13日(木)に発表する。発表に先駆けて、マクラーレンはMCL35のティザー画像を少しずつ公開している。そして、最新の画像ではカーボンに断熱材を貼る様子が公開されたが、その他の部分にも光沢のあるオレンジが写っており、ファンは「これが本物のカラーならF1史上最も印象的なマシンだ」と色めきだっている。マクラーレンは2006年のMP4-21からクロームシルバー調のカラーリングを採用して人気を博した。マクラーレンF1チームのCEOを務めるザク・ブラウンは、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)とのスポンサーシップ強化によって2020年F1マシン『MCL35』のカラーリングは“インパクト大”なものになると語っている。「2月にレースカーを発表するまでカーデザインを明らかにすることはないが、かなり特別なものになる」とザク・ブラウンはコメント。「BATがレースカーで使用するさまざまなカテゴリーでレースカーでの見た目を気にいると思う。そのデビューを台無しにしたくはない。だが、かなりインパクトの強いものになるし、レーストラックで非常に目立つだろう」「BATは我々の最大のパートナーだが、我々はずっとパパイヤ(オレンジ)の中核を維持していく。マクラーレンの歴史と我々たちのカラーパレットを祝うようなものだ」