マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、2021年にマクラーレンが“最高のエンジン”を手に入れることが重要だと語る。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、2021年からメルセデスのカスタマーエンジンと契約するという決定はアンドレアス・ザイドルが原動力であることを明らかにしている。
「メルセデスとのパートナーシップはルノーに対しての決定ではない。我々が改善したのはルノーのおかげでもある」とアンドレアス・ザイドルは主張する。「だが、ハイブリッド時代において、メルセデスは、ハフォーマンス、信頼性、パワーユニットの品質、そして、チームとしてのベンチマークになっている」「2021年の新時代に最高のエンジンを搭載できることは、セキュリティ、信頼性の兆候であり、気を散らすことがゼロになるということだ」マクラーレンは、2019年の世界選手権で大躍進を遂げ、3強チームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”となるコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えた。スペインの Extraconfidencial の報道によると、マクラーレンの2020年F1マシン『MCL35』は昨年バージョンよりも最大で0.5秒速くなっているという。2020年もカルロス・サインツとランド・ノリスのラインナップを継続するマクラーレンは、2020年F1マシン『MCL35』を2月13日(木)に発表する。