マクラーレンのCEOであるザク・ブラウンが、レッドブルのチーフテクニカルオフィサーであるエイドリアン・ニューウェイがチャリティーオークションに提供したレッドブルのファクトリーツアーを落札した。F1チームは、ライバルが何をしているのかを理解するためにあらゆる手を尽くしている。カメラマンはピットレーンを行き来して秘密の画像を撮ろうと試み、昼食時にはライバルのファクトリー近くのパブに人を派遣して聞き耳を立てる。
そんな中、マクラーレンのザク・ブラウンはより直接的な行動に出た。The Halow Projectのチャリティーオークションにエイドリアン・ニューウェイが提供したレッドブルのファクトリーツアーを最高額で落札したのだ。実際にザク・ブラウンがファクトリーツアーに参加するかは定かではないが、来年、マクラーレンが突然勝利に挑戦しはじめたら、カルロス・サインツとランド・ノリスはすべてのメールを削除した方がいいかもしれない・・・。※ FIAが不正行為を犯したチームを最後に罰したのは2007年のマクラーレンの“スパイゲート”スキャンダルまで遡る。フェラーリの機密情報を使用したマクラーレンは、選手権から除外され、1億ドルの罰金を科せられている。
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