マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、メルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの3強チームと戦えるようになるには2020年まで待たなければならないと考えている。2019年、マクラーレンは最も改善したチームであり、2012年以降のベストリザルトとなるコンストラクターズ選手権4位でシーズンを終えた。
ザク・ブラウンは、2020年も同じ予算を投入して“アグレッシブなアプローチ”を採っていくと語る。だが、2020年にトップチームは、2020年と2021年の開発プログラムを平行して進めていくことができるが、マクラーレンやルノーのようなチームは主に2021年に焦点を合わせることになると考えられている。また、2021年からは新たに予算制限が導入され、トップチームは2022年の準備の際に年間1億7,500万ドル(約189億円)を上回ることはできない。「トップチームは年間予算とスタッフを削減しなければならなくなるだろう。彼らにとっては難しいことだ」とザク・ブラウンは Auto Motor und Sport にコメント。「我々は2022年以降にチャンスがやってくると信じている」今年、ルノーとマクラーレンの両方でリザーブドライバーを務めたセルゲイ・シロトキンは、マクラーレンで目にしたものに感銘を受けたと語る。「内部からマクラーレンを見ていたし、僕が仕事をしていた他のF1チームとhかくして非常に印象的だった」とセルゲイ・シロトキンは Izvestia にコメント。「来年、彼らは何度か表彰台でフィニッシュすることになると思う」